心がけておくこと

　就学は避けては通れないことです。現在の選択肢として、養護学級、特殊学級、普通学級のあり、各々の特徴を子どもの特性を考えて選択する必要があります。いずれの選択にせよ、「子どもの過ごしやすい場所を考えること」と「事前の情報収集」が、必要となります。

事前の情報収集について

・　学校見学を積極的に行い自分の目で確かめてみること。

 特に養護学級、特殊学級の場合、自分の子どもの就学先の可能性のある学校見学を行い、内容や学校長の考えや確認しておくことが大切です。他の人より多数聞いた話より実際に見た方が正確な情報把握ができます。また、主担当教員によりその教室の雰囲気も違います。

　普通学級を選択するのであれば、小人数であることや加配の先生を着けてもらうことを考えます。統合教育の理念そのものは正しいかもしれませんが、健常児からの影響を受けるなどということで、普通学級にいることは、統合教育では無いと思います。個別のカリキュラムが用意されて、実施される環境でない限りトラブルの方が目立ってしまうのではないでしょか。

・　就学相談の活用

　就学相談において先生方の客観的な意見を聞いたりして、親として判断の参考にすることはできます。当然、最終的な決定と責任は親になります。

・　子どもの居やすい場所を考えること

　子どもが毎日少しでも楽しく過ごせる場所なのかを考えます。その子にとって過ごしやすい場所であれば、元気に通うことができると思います。小人数で先生の目が行き届くこと、落着くように構造化されているかなどをチェックしてみることも大切だと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　宇都宮市在住Yくんのお父さん